みなさん、こんにちは!日本共産党の手塚弘司です。朗読劇「線量計が鳴る」を観る機会がありまして公演に参加してきました。場所は徳島市寺町にある般若院の本堂です。
元・原発技師だった老人の独白から始まります。最後まで独白です。あたりまえです。ひとり芝居なのですから・・・。
舞台にはスクリーンがあり、劇中の重要なワードなどが、映写されます。それ以外に舞台装置はありません。本堂の中ですから畳に座って観ます。私は開演前から般若院に到着していましたから、一番前の座布団に座りました。ですから中村さんをかぶりつきで見ることができました。
原発の町で生れ育ち、原発で働き、そして原発事故ですべてを失った主人公です。原発が作られ、日本に入ってきた事情や原発の仕組み、福島事故の実態などがリアルに語られます。原発を動かしている本当の理由や利権に群がる原子力村の相関図が紹介されます。
このお芝居はもっともっと観てもらいたいと思いました。ひとり芝居ですから、私もできるかな・・・なんて思いながら観ていました。私も長い間、演劇に関わってきた人間ですから、役者の立場から、演出家の立場から、舞台を見つめていました。
休憩は15分。2幕。約2時間があっという間でした。
私は徳島駅前で原発反対!と毎週金曜日に叫び続けていますので、このお芝居はかなり刺激的でした。言いたいことを「ずばり」と言ってくれる。本当に気持ちいいお芝居でした。あきらめずに256回連続で行動してきて良かったと思いました。まだまだあきらめずに声を出さなければ・・・と決意を新たにしました。
今夜は宿直です。なんか、宿直ばかりしているような(笑)では、また、後ほど・・・。