みなさん、こんにちは!日本共産党の手塚弘司です。またまた観たい舞台が増えてしまいました。【組曲虐殺】。井上ひさしの最後の書き下ろし戯曲。
7年ぶりの再演だが、今回も井上芳雄くんです。
井上芳雄にとって“特別な作品”が再々演
井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最 後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再 々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳 雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い 入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるの だろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意 味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井 上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、 貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜 二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にあ りながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大 きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの 力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。 そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになった んです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が 少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。 そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現でき たらと思っているんですね」。
再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品である
しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているの
今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、
(取材・文:大内弓子)
組曲虐殺は10/6(日)~10/
では、また。今日は第7回中委員会総会をリアルタイムで視聴しました。