ハヅキ

見つけたんだよ 幸せってやつを

君が居ない世界で僕は それはきっと 当たり前すぎたから

居なくなって初めて 気付く事なんだね

不安な夜は抱きしめ合って 雨の日は傘を差して 同じ道を歩ける

それこそが 幸せってやつだったんだろうね 何度でも 言葉にしてみせるよ

君が僕のこと忘れてしまったとしても

また胸の奥で 交わした約束が 響き合うように

ああ、目を開ければ 君のいない世界が始まる

今でも瞼の裏側 ちらつく雨の中 いつだって君が在いるんだ

滲んだ世界で君が笑う 見つけたんだよ

僕が生きる理由-いみを 君がくれた世界の中で

たったひとり 君を想うだけで あんなに輝いて見えたんだ

くだらないことで いつでも笑ってくれた

君のその笑顔が今では苦しい 思い出のトゲが胸に 鋭く刺さって抜けない

ズキズキと脈打つ 痛みが君を憶えている

ああ、二度と出逢えない 君が在-い-た世界を探す

今でも心の裏側 眩く思い出が 消えないままリフレインしている

ああ、目を開ければ 君のいない世界が始まる

今でも瞼の裏側 止まない雨の中で いつだって君が在いるんだ

滲んだ世界で君が笑う 探してみるよ

幸せってやつを 君が居ない世界で僕は 傘になって

誰かの悲しみを 受け止めてあげられるように

カテゴリー: 未分類   作成者: てづかこうじ パーマリンク
てづかこうじ

てづかこうじ について

●1961年生まれ ●1979年県立板野高校卒業・鳴門信用金庫就職 ●1980年劇団ほじゃなを結成  藍住子ども劇場運営委員長、日本アマチュア演劇連盟理事、徳島演劇協会副会長  鳴門信用金庫職員組合委員長などを歴任 ●2003年徳島信用金庫を退職  日本共産党の専従に  現在、日本共産党阿北地区委員会委員長

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です