みなさん、こんにちは!日本共産党の手塚弘司です。昨日は鳴門市で「集い」がありまして、参加してきました。その名も「居酒屋共産党」。私が「日本共産党と綱領」の話をして交流しました。集まったのは14人。天皇制、自衛隊、党名変更、マルクス・エンゲルスの映画、資本論、原発、などなど、いっぱいお話をさせていただきました。共産党に興味を持って集まってくださったみなさんです。また次もやりましょうと言って別れました。
さて、タイトルにあるように「マルクス主義とキリスト教」です。「福音と世界」の5月号で「マルクス主義とキリスト教」ということで特集が組まれています。その中に日本共産党常任幹部会委員・社会科学研究所長の不破哲三さんが登場しています。これはどこかで手に入れて読みたいですね。
マルクス、エンゲルスの宗教観について
特集「マルクス主義とキリスト教――マルクス生誕200年に考える」。巻頭に≪思いがけず、マルクス生誕二〇〇年の記念の年に本誌に寄稿する機会を得ましたので、マルクス、エンゲルスの宗教観について紹介させていただきたいと思います≫と共産党常任幹部会委員・社会科学研究所長の不破哲三。
《マルクス、エンゲルスは、唯物論者として宗教批判の多くの文章を書きましたが、歴史家としては、人間社会の精神生活における宗教の役割をきわめて高く評価しました。そして政治家としては、彼らが、宗教の問題で、民主主義の基本原則として要求したのはただ一つ、「信仰の自由」の確立、宗教に対する国家の支配や介入の廃止でした》と。
資本主義社会と宗教の問題についてマルクスの分析と、社会活動「救世軍」へのエンゲルスの高い評価を紹介して、《現代では、宗教者の社会活動は、より広い範囲にひろがっています。かつて第二次世界大戦中、ヒトラー・ドイツに占領されたフランスで、ある宗教者が「神を信じる者も信じない者も」という声を上げ、それが反ファシズム・レジスタンスの共通の団体の精神となった、という国際的経験がありました》と言う。
そして不破は≪人間社会がいま直面しているさまざまな問題に対して、多くの宗教者や宗教団体が声を上げ、平和と民主主義を守る社会運動の重要な一翼をにないつつあります≫と。
【本体586円+税】
【日本キリスト教団出版局】
では、次回の更新まで、ごきげんよう・・・。