彼らはもちろん人間ではない。
また、動物でもない。
だが、その醜い体の中には、正義の血が隠されているのだ。
その生き物・・・・・それは、人間になれなかった妖怪人間である。
映画「妖怪人間ベム」を観た。
すばらしい映画だ。テレビドラマで放送されていた時も夢中になって見ていた。ベム役の亀梨和也が最高にいい。ベロ役の鈴木福がめちゃめちゃかわいい。ベラ役の杏がすっごくいい。つまり主役の3人がいいのだ。
幼いころ、毎週欠かさずに見たアニメだ。恐いので布団を頭からかぶって眼だけを出して見ていたのを思い出す。懐かしい。第1話が放送されたのが1968年10月7日だ。毎週月曜日、午後7時30分からの放送だった。
映画館では、何度も何度も涙を流した。
私たち人間が忘れてはいけないものがこの映画にはある。人間の愚かさを感じる。この映画を観て、私は心が洗われたように思うのだ。
ぜひたくさんの人に観てもらいたい映画だ。
特に政治家のみなさんにはしっかり観てもらいたい。そして、どうか心を洗ってほしいと思う。汚れてしまった心をどうかきれいにしてもらいたい。
大手電機メーカーが大リストラを計画している。パナソニックが40000人、ソニーが10000人、NECが10000人、シャープが10000人、東芝が3000人、富士通が2450人、日立が1600人。7社合計77050人だ。電機業界全体では13万人を超える。この7社は自民党に6850万円の献金をしている。
今朝の赤旗日刊紙の1面で詳しく書かれているのだが、妖怪人間ベム、ベラ、ベロたちがいたら、どう感じるだろう。きっと悪いやつらを懲らしめてくれるに違いない。