川内原発再稼働 規制委審査は安全を保証せぬ

みなさん、こんばんは!日本共産党の手塚弘司です。今日の午前中は党と後援会の緊急決起集会でした。徳島市の県議補欠選挙がたたかわれることになり、急遽、案内した集会でした。たくさんの人が集まって、みんなで頑張ろうと意思統一しました。私も「頑張ります!」と挨拶をさせていただきました。

午後も大事な会議。ゴールデンウイークのまっただ中の集会と会議でしたが、来月6日告示の県議補欠選挙まで1ヶ月、みんなで全力で頑張ろう・・・と気勢をあげました。

今夜は私は宿直です。早めに宿直室に入りましょう。今夜はコーヒー牛乳ではなくて、野菜ジュースを飲んでいます。ね、こっちのほうが体にいいような気がしますもん(笑)

 

映画「1/11 じゅういちぶんのいち」観たいなあ・・・

中学校最後の大会で強豪チームに大敗し、自分の才能に限界を感じた安藤ソラ(池岡亮介)はサッカーを辞める決意をしていた。しかし、若宮四季(竹富聖花)との運命的な出会いをきっかけに高校でサッカーを再開することに。そんなソラの姿を、暑苦しそうに眺める学校一のイケメン凛哉(工藤阿須加)と、その実力を買われサッカー部の勧誘を受けていた演劇部の瞬(阿久津愼太郎)も、過去にある傷を負っていた。そんな彼らを、学校一の変わり者・千夜子(古畑星夏)と演劇部部長の麻綾(東亜優)が見守っている。サッカー部マネージャーの仁菜(上野優華)は、まっすぐ夢に突き進むソラに惹かれていく。ソラと四季の秘密、千夜子を気にかける凛哉、瞬が演劇にこだわる理由、仁菜を悩ませる家庭の事情。それぞれが抱える過去や苦悩が、徐々に明きらかになっていく……。

 

では、本題に入ります。タイトルにあるように、川内原発再稼動の話・・・。今朝の赤旗「主張」から記事を紹介します。

政府の原子力規制委員会は、再稼働を申請している原発のうち九州電力の川内(せんだい)原発(鹿児島県)1、2号機の審査を優先的に進めていますが、九州電力がこのほど審査に必要な申請書を再提出しました。当初の申請を規制委の指摘で修正したもので、再提出で審査は大詰めを迎えます。規制委の審査はその原発が規制委の「規制基準」にあっているかどうかを判断するもので、原発の安全性を保証しません。東京電力福島第1原発事故も収束していないのに作られた「基準」自体、問題が多く、住民の避難計画さえ整わないのに再稼働させるというのは許されません。

安倍政権の主張根拠ない

電力会社と一体で原発の再稼働を急ぐ安倍晋三政権は、規制委の「基準」を「世界一きびしい」といい、「基準」に合格した原発は再稼働させると繰り返しています。東電福島原発事故も収束せず、炉心の溶融がどのように起こったか十分解明されていないのに、「基準」が「世界一きびしい」とか、「基準」を満たしたから「安全」などといえないことは明らかです。

「基準」自体、地震を起こす活断層の評価も甘く、重大事故に備えて設置しなければならない設備の設置に猶予を与えるなど、抜け穴だらけです。原子力規制委の田中俊一委員長も、当初「安全基準」と呼んでいたのを「規制基準」と言い換え、「基準」を満たしても「安全」が保証できるわけではないと繰り返しています。審査が終われば「安全」だという安倍政権の主張に根拠はありません。

九州電力が再提出した川内原発の再稼働申請は、想定する地震の揺れ(基準地震動)を当初の540ガルから620ガルに、取水口での津波の高さ(基準津波)を4メートル程度から5メートル程度に修正しました。当初なかった火山の影響も付け加えました。しかし、これ以上の地震や津波が起きない保証はありません。もともとの耐震設計を変えず、装置を固定したり防護壁を高くしたりしただけで被害がなくせるわけではありません。

東電福島原発の事故では、地震と津波の後、すべての外部電源や非常用電源が停止し、原発に冷却用の水が送れなくなり、原子炉が空だき状態になって炉心が溶融しました。規制委の「基準」はこうした過酷事故への対策を求め、九州電力も川内原発の原子力格納容器を外から冷やすポンプ車を増やすことや、格納容器内に溶け落ちた核燃料を冷やすため原子炉下部にも水位計を設置することなどを追加しました。しかし冷却水が途絶えれば炉心が暴走し、溶融すること自体は止める手だてがありません。対策とは程遠いものです。

避難計画は自治体任せ

何より問題なのは、「規制基準」には住民の安全を守るため原発の立地そのものを審査する指針がなく、万一事故が起きた場合の避難計画などはまったく自治体任せになっていることです。九州電力は規制委の審査が終わったあと周辺自治体と防災計画などの協議を進めるとしていますが、周辺自治体が作っている避難計画には住民から不安が相次いでいます。移動が困難な老人や障害者の避難させる計画さえありません。

住民を放射能被害から守る国際的な「5重の防護」に照らしても再稼働は論外です。再稼働は強行しないことこそ、住民の願いです。

では、みなさん、ごきげんよう。また明日・・・。

カテゴリー: 未分類   作成者: てづかこうじ パーマリンク
てづかこうじ

てづかこうじ について

●1961年生まれ ●1979年県立板野高校卒業・鳴門信用金庫就職 ●1980年劇団ほじゃなを結成  藍住子ども劇場運営委員長、日本アマチュア演劇連盟理事、徳島演劇協会副会長  鳴門信用金庫職員組合委員長などを歴任 ●2003年徳島信用金庫を退職  日本共産党の専従に  現在、日本共産党徳島地区委員会副委員長

2 thoughts on “川内原発再稼働 規制委審査は安全を保証せぬ

    • 琵琶さん、コメントありがとうございます^_−☆
      奥様がおやこ劇場の事務局を長年されていたお話は以前お伺いしました。
      うちの家内も藍住子ども劇場の事務局をしていた時期もあるんですよ。
      今日はこどもの日。
      未来ある子どもたちのために、私たち大人が今、しっかりしないといけませんね。
      政治を変えないといけません。

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