みなさん、こんばんは!日本共産党の手塚弘司です。今日は水曜日です。赤旗日曜版が到着しました。記事の中に慶応義塾大学教授の小熊英二さんが監督した映画「首相官邸の前で」が紹介されています。文化面(29面)です。
報道されなかった映像、市民からの無償提供で完成。
このドキュメンタリー映画、観たいです。が・・・徳島では今のところ、上映予定は無いようです。詳しくはHPをご覧ください。
小熊監督の言葉を紹介します。
私は、この出来事を記録したいと思った。自分は歴史家であり、社会学者だ。いま自分がやるべきことは何かといえば、これを記録し、後世に残すことだと思った。
映画を撮ったことはなかった。映画作りに関心を持ったこともなかった。しかし、過去の資料の断片を集めて、一つの世界を織りあげることは、これまでの著作でやってきた。扱うことになる対象が、文字であるか映像であるかは、このさい問題ではなかった。
いうまでもないが、一人で作った作品ではない。同時代に現場を撮影していた人びと、インタビューに応じてくれた人びとが、すべて無償で協力してくれた。
なにより、この映画の主役は、映っている人びとすべてだ。その人びとは、性別も世代も、地位も国籍も、出身地も志向もばらばらだ。そうした人びとが、一つの場につどう姿は、稀有のことであると同時に、力強く、美しいと思った。
そうした奇跡のような瞬間は、一つの国や社会に、めったに訪れるものではない。私は歴史家だから、そのことを知っている。私がやったこと、やろうとしたことは、そのような瞬間を記録したという、ただそれだけにすぎない。
いろいろな見方のできる映画だと思う。見た後で、隣の人と、率直な感想を話しあってほしい。映画に意味を与えるのは観客であり、その集合体としての社会である。そこから、あなたにとって、また社会にとって、新しいことが生まれるはずだ。
今夜はここまでにしましょう。おやすみなさい・・・。宿直担当の人が来ないので、宿直になりそう・・・では、また明日。
【おまけ】
今夜は誰の曲を聴きながら寝ましょうかね・・・。
私、このレコード持っています。まだ子どもだったけど、ませてたね。