歩けなくなった母を車いすに乗せて

母と私

みなさん、こんばんは!日本共産党の手塚弘司です。今日はお正月の二日目、ゆっくり、のんびりさせていただきました。私の母は昭和6年生まれの84歳。今年85歳になります。昨年の年末から歩けなくなってしまいまして、ベッドに寝たままの生活です。トイレも自分ではできなくなってしまいました。そんな母を今日は久しぶりに車いすに乗せて、キッチンまで連れて来て、一緒に朝食を食べました。

大晦日は、母の部屋で家族そろって紅白歌合戦を見ました。母は残念ながらテレビもなかなか見ようともしませんが、みんなで一緒にいると安心のようです。

ベッドから体を起こしたり、トイレに座らせたり、車いすに乗せたり、汚れた服を着替えさせたり、本当に世話のやける母となってしまいました。裸になった痩せ細った母を見ていると、悲しくなりますが、しかたないことですね。

「ありがとう。ありがとう。すまんな。ありがとう・・・」

母はそう言いながら、手を合わせます。私が子どもの時、母は私の着替えを手伝ったり、風呂へ入れてくれたり、勉強を教えてくれたり、母親として私を大きく育ててくれました。母は子どもに戻ったんだと思います。今度は私が母の世話をする番です。ひとりで寝させるわけにはいかないので、母のベッドの近くで布団を敷いて寝ています。夜中に何度も起こされますが、それも仕方ないこと。私が子どもの時には母を何度も起こしたのですから。

せめて自分でトイレができるようになってくれたらいいなと思いますが、どうでしょうか。これから、そう長くは生きられないと思いますが、生きている間、親孝行をしっかりしたいと思います。

今まで世話になった分をちゃんとお返ししなきゃ。

ついつい大きな声をあげてしまって、かわいそうなことをしたと反省することも多々ありますが、今年は親孝行をする年にしようと思います。

今夜はここまで。おやすみなさい・・・。

母と私

カテゴリー: 未分類   作成者: てづかこうじ パーマリンク
てづかこうじ

てづかこうじ について

●1961年生まれ ●1979年県立板野高校卒業・鳴門信用金庫就職 ●1980年劇団ほじゃなを結成  藍住子ども劇場運営委員長、日本アマチュア演劇連盟理事、徳島演劇協会副会長  鳴門信用金庫職員組合委員長などを歴任 ●2003年徳島信用金庫を退職  日本共産党の専従に  現在、日本共産党徳島地区委員会副委員長

2 thoughts on “歩けなくなった母を車いすに乗せて

    • 琵琶さん、そうなんです。なかなか大変ですが、妻も娘も頑張ってくれています。

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