2月17日、衆院予算委で宮本岳志議員が質問
みなさん、こんばんは!日本共産党の手塚弘司です。昨日の宮本さんの国会質問です。動画をどうぞごらんください。ちょうど30分です。
今朝の赤旗からも記事を紹介しましょう。
若者の未来 守れない
異常な高学費、貸付制告発
「大企業には8千億円もの復興特別法人税を前倒し廃止、(米軍への)思いやり予算は何千億円も出しながら、学生にはわずか84億円も出せない。これでは若者の未来は守れない」。日本共産党の宮本岳志議員は17日の衆院予算委員会で、日本の大学の異常な高学費を告発、学費負担軽減のための予算拡充と給付制奨学金をただちに実現するよう求めました。
宮本氏は冒頭、政府が2012年9月に国際人権規約に定められた中等・高等教育の「漸進的無償化条項」を受け入れたことを指摘。一方、経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国の「授業料無償化」と「給付制奨学金」の有無を示したパネル(左表)を示し、二つとも行われていないのは日本だけだという事実を示しました。下村博文文科相は「おおむね、その通り」と認めました。
私立大学の平均授業料は年間86万円(初年度納付金は131万円)、国立大学の初年度納付金は標準で81万円―宮本氏は、高すぎる日本の学費の背景に、政府の大学教育に対する予算があまりにも少ない現状があることを指摘。減らされ続けてきた国立大学運営費交付金と私学助成を抜本的に拡充するよう求めました。
宮本氏は、異常な高学費のもと18年間で半数以上の学生が奨学金を借りるまでになった現状を示し、奨学金の返済に苦しむ学生たちの悲痛な実態を紹介。高校生向けの「給付制奨学金」が予算案に盛り込まれたとして、「大学生向けの給付制奨学金は84億円もあれば実現できる」と主張。自民党の選挙公約(2012年総選挙)にも「給付型奨学金の創設」が掲げられていたと迫りました。安倍晋三首相は「今後、財源を確保していく上で検討していく」と答えました。
授業料は無料が当たり前でしょ!
宮本 授業料無償化もなければ、給付制奨学金もない。奨学金はすべて借金というのは日本ただ一つだ。
下村博文文科相 おおむね、その通り。
宮本 国立への交付金が増えているのは教員給与を減らした分を戻した影響で、法人化後、減り続けている。経常費に対する私学助成の補助割合もピークの29・5%(1980年)から、現在は3分の1の10・4%まで減っている。学費が値上げされるのを手をこまねいて見ているだけだ。
文科相 客観的に見ると厳しくなっている。
宮本 奨学金制度が若者を追い込んでいる。奨学制は返済の必要のない給付型が当然だと思う。
麻生太郎財務相 (公平の観点から)借りた金は返すのが大事だ。
宮本 そんなこといっているから、こんな状況になる。自民党は2012年の総選挙時に「給付型奨学金の創設に取り組む」と公約していた。麻生さんは自民党が不公平を助長する政策を掲げたというのか。
首相 麻生副総理の人生観を吐露(とろ)したもの。たしかに、わが党は給付型の奨学金を検討すると申し上げている。今後、財源を確保していく上で給付型を検討していく。
みなさん、今夜はここまでにしましょう。おやすみなさい。また明日
【おまけ】
指田郁也さんの新曲は「documentary.」。この曲は指田さんの親友であるフィギュアスケート選手の羽生結弦くんからインスパイアされて制作した応援ソングです。
指田さんと羽生くんは、2012年に福井県で開催されたアイスショー「Fantasy on Ice 2012 in FUKUI」で初共演した時に意気投合したようです。この時からプライベートでも頻繁に連絡を取り合う仲となったみたいです。ソチオリンピックという大舞台で戦う親友に刺激を受け「documentary.」を書き下ろしたと話しています。
ステキな曲です。