みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今日は「学習の友」６月号を読んでいました。労働時間は一日８時間が原則・・・という特集です。過労死をなくすために、長時間労働の規制は必要だというページ（１０Ｐ）にタイトルにあるマーくんの詩が紹介されています。

出所は「ストップ！過労死　過労死防止基本法」と書かれています。

ぼくの夢

大きくなったら

ぼくは博士になりたい

そしてドラエもんに出てくるようなタイムマシーンをつくる

ぼくはタイムマシーンにのって

お父さんの死んでしまう

まえの日に行く

そして「仕事に行ったらあかん」っていうんや

長時間過密労働は、健康も、自由も、そして命をも奪う。マーくんのこの詩を読んで、何とも言えない気持ちになりました。学習の友６月号には、夫を過労自死で失った、寺西笑子さん（全国過労死を考える家族の会代表世話人）のお話しも掲載されています。今月号は読みごたえがあります。お勧めです。５００円です。

「１日のうち８時間は労働、８時間は休息、そして残りの８時間は自分たちの自由な時間のために──」

今夜はここまでにします。おやすみなさい・・・。

あ、今朝の徳島新聞の記事です。昨日の１５０回目の徳島金曜日行動を紹介してくれました。

今日の昼前に四国放送でも流れました。朝のラジオでも流れたようです。私たちはまだまだ頑張ります。

【おまけ】

アマゾンで別役実戯曲集「天災バカボンのパパなのだ」を買いました。この本の中には４本の戯曲が収録されています。その中で、私のお目当ては「虫たちの日」という作品です。老夫婦がただただ食事をするだけのお芝居です。

私が２０代の頃、やりたかった作品のひとつで、どうしても手に入れたかったのです。別役作品は実におもしろいです。おもしろいんだけれども、難解なところもあって・・・。不条理劇。いつか、やりたいと思います。もし、公演が決まったらブログでご案内しますね。そんな時が来るのかしら？？？

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今夜は１５０回目の徳島金曜日行動でした。地元のマスコミのみなさんも取材に来てくださいました。四国放送、徳島新聞・・・。ありがとうございます。２０１２年７月１３日に第１回目の抗議行動をしました。１５０回になって、初めての取材です。伊方原発の再稼動が狙われている今だからこそ、私たちは頑張らなければいけません。３３人が集まって元気に行動ができました。例によって写真は徳島新報記者の花岡さんのフェイスブックからいただきました。

伊方原発は動かすな！

四国放送のカメラが・・・。反対の抗議行動を取材していただけるのは本当にありがたいです。

徳島新聞の記者さんからも取材を受けました。２０１２年から毎週休まずにずっと駅前に立ち続けていること。原発の再稼動は絶対にいけないこと。普通に考えれば、素直に考えれば、原発なんていらないことは、わかりきっているということ。などなど、お話をしました。明日の朝刊に載るのかしら？

それにしても、私、年甲斐もなく派手な格好です。１０歳くらい若く見えるでしょうか（笑）

【花岡さんのフェイスブックから】

徳島の脱原発金曜行動１５０回目。
３３人が参加してくれました。地元TV局や地方新聞も取材に入りました。１５０週続けているけど、マスコミの取材なんて初めて(^o^)…ってボクも、フジワラさんも「徳島新報」と「しんぶん赤旗」の記者。…でも、いっつも取材しているのか、参加してるのかわからないのだもの（写真撮影や取材しながら、デモでは一緒にコール…しまいにゃマイクを握る。こんな「記者」おらんわなぁ）
Aさんも久しぶりの最高齢での参加。元気な声で「伊方原発再稼働断固反対」と。体調が戻られたのですね。ホントによかった(^o^)
手作りもプラカードを持って初参加された男性は「これまで立場上参加できなかったけれど、続けてくれたおかげで１５０回目にして初めて訴えることができます。子どもたちにもうこれ以上、核のゴミを残してはならない。原発は止めるしかありません」と訴えました。
徳島建労でも党でもたいへんお世話になったボクの大恩人、林茂藍住町議も参加してくださいました。手塚さんの選対責任者としての大奮闘。ホントにありがとうございました。…
みんな原子力規制委員会の伊方原発が「新規性基準」に「合格」に怒り心頭！「伊方原発再稼働反対！」のコールも一段と熱が入ります。徳島駅舎の中から青年たちが大きく手をふって応援してくれました。

今夜はここまでにします。みなさん、おやすみなさい・・・。

【おまけ】

藍住町議の林茂さんの自宅に大きな看板が登場しました。すばらしい！

若者を戦地に送るな！！日本共産党

戦争法案反対・９条を守れ！！

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今日は何を書こうか・・・と考えながらお風呂に入っていました。「戦争する国にしようとしていることは許せない」「原発の再稼働なんて許せない」・・・そんなことを考えていました。

ふと、漫画家のやなせたかしさんのことが頭をよぎり、そうだ、今夜は「アンパンマン」の作者、やなせさんのことから紹介しよう・・・っと。彼は戦争に反対していたし、原発の再稼働にも反対でした。東北の震災のこと、原発事故のこと、気にしながら活動をされていました。

私は子どもの頃から「アンパンマン」のファンでした。あの漫画に勇気と希望をいっぱいもらったんです。私には、やらなければいけないことがたくさんあります。「戦争反対」の声をしっかりあげなければいけないし、「原発再稼働反対！」の声もあげ続けなければいけません。

明日は１５０回目の徳島金曜日行動です。第１回目からずっと駅前に立ち続けています。これは、神様が「あなたはこれをやりなさい」と言っているような気がしています。明日は病気でずっと行動には参加できなかったＡさんが久々に参加されるとの連絡がありました。伊方原発が再稼働に向けて動き出した今だからこそ、私たちの、この１５０回の行動が大事なんだと思います。けっして数が多ければいいってもんじゃないですけど、これは私たちの思いの数なんです。絶対に再稼働させない・・・。頑張りますよ。みなさん、来てくださいね。

私たちは絶対に諦めません！下の画像は２０１２年８月１０日の抗議行動です。第５回目の抗議行動です。

今日は木曜日。週に一度の休暇でした。私は一週間に一日は休むようにしています。体調のこともありますが、人間には休暇も必要なんです。共産党の専従は休みが無い・・・といわれます。３６５日、休みなく活動をしている人もいるかもしれません。共産党がブラック企業になってはいけません。もちろん、共産党は企業ではありませんが（笑）

今夜はここまでにします。おやすみなさい・・・。

【おまけ】

今日は母と一緒にスーパーに買い物に行きました。大好きなチョコレートとアイスクリームを買ってきて食べました。おいしかった～

３号機　年内再稼動目指す

ほんなもん、目指さんといてください

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。先日、｢伊方原発新基準合格へ｣という記事を書きました。徳島新聞の朝刊の記事を読んで腹が立って腹が立って・・・と書きました。今夜は今日の夕刊です。原子力規制委員会が今日（２０日）の定例会合で、｢新規制基準に適合している｣と結論付けた審査書案を了承した・・・と。事実上の審査合格となる・・・と。

川内、高浜、そして伊方。とんでもない話です。正式な審査合格は夏。これから地元の合意が必要となるようです。

５月２２日の金曜日は１５０回目の抗議行動をします。このたたかいは、なかなか大変ですけど、今こそ、声をしっかりとあげなければ・・・。みなさん、金曜日の６時に徳島駅前に集まってください。私は負けません

今夜はここまでにします。宿直です。おやすみなさい・・・。

【おまけ】

１４９回続けてきた、徳島金曜日行動。何枚かの画像で振り返ってみたいと思います。

２２日（金）６時に、みんな来てね

５月２０日（水）午後３時３８分頃から

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。明日はいよいよ注目の党首討論があります。日本共産党の志位ＶＳ自民党の安倍。これは注目ですね。志位さんは１１年ぶりの党首討論だそうです。

戦争法案がやいのやいの言われている今、このふたりの討論は絶対に見逃せません。今、まさに共産党対自民党。みなさん、お見逃しなく、テレビの前に集合ですよ。ちょっと遅めの３時の休憩にこの討論を見ましょう。

今夜、板野郡の会議があって参加をしてきました。日本共産党が今こそ、しっかりと声を上げる時だと話し合いました。平和について、戦争について、徴兵制について、学習会を開催しようと決めました。

会議の帰りにスーパーに寄って、おやつの買い物を・・・。バナナオレと牧場珈琲、ＢＩＧチョコとチョコモナカを買いました。こんな時間にバリバリ食べて飲んでしながらの更新です。身体に良くないなあ・・・・。

今夜はここまでにします。吉田尚記さんの「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」を読みながら、横になることにします。あ…その前にお風呂だ。みなさん、おやすみなさい。また、明日。

雨に濡れながら街頭からマイクを握る手塚弘司

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今夜は地区委員会の｢選挙おつかれさん会｣ということで、私も久々にアルコールをいただきました。いっせい選挙、前半戦も後半戦も頑張ったね・・・と焼きそばとお好み焼きを食べながら、話が弾みました。徳島地区委員会ではこれから選挙が続きます。８月に石井町、９月に上板町、１０月に板野町、年が変わって藍住町・・・と中間選挙が続きます。ひとつひとつの選挙を確実にモノにしながら来年７月の参議院選挙での大躍進へと続きたいと思います。

１ヶ月前の選挙戦を思い出していました。毎日、毎日、ずっと雨だったなあ・・・っと。雨にも負けずに頑張ったけど、私は負けてしまいました。まだまだ頑張りが足りないんだね。頑張るよ

今日の午前中は私の地元、上板町泉谷の草刈りのいっせい行動でした。地元の公園の草刈りと、泉谷川周辺の草刈りをしました。泉谷川周辺は｢ホタル｣が有名なんです。今年も６月からホタルが飛びます。私たち地域の役員も交代で道案内をしたりします。多いときには５００人を超える人がホタルを見にやってきます。ぜひ、みなさん、上板町の泉谷の｢ほたるの里｣へお越し下さい。７時から９時頃までが見頃です。６月５日、６日、７日くらいが一番人出が多いかなあ・・・。私が案内をする日もありますのでぜひどうぞ

技の館の駐車場をご利用下さい。技の館ではこの時期、天体観測の行事なんかも計画されているようです。詳しくは上板町のHPをごらんください。そのうち案内が出ると思います（笑）

上板町は良いところですよ。ぜひ、みなさん、一度、お越し下さい。

今夜はここまでにします。おやすみなさい・・・。

【おまけ】

酔っぱらった夜はこの歌が聴きたくなるんだ。

二人でお酒を　梓みちよ

再稼働は今冬以降

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今朝の徳島新聞のトップ記事を見て、腹が立って、腹が立って・・・。何が「再稼働は今冬以降」なんだよ！再稼働を待っているような書き方じゃないか。

毎週金曜日に抗議行動を続け、昨日１４９回が終わり、来週は１５０回目となります。こんな記事を見たら、私たち燃えますね。何が何でも再稼働させたいんだね。

私たちは全力で阻止するために、頑張ります。どうぞ、みなさん、来週の金曜日は夕方６時、徳島駅前に集まってください。大勢で四国電力へ声を届けましょう

今日は宿直明けで事務所でごそごそ・・・。

夕方からは板野町で選挙の「おつかれさん会」があり参加してきました。板野町は１０月に町議選挙があります。石田実、天羽生美、両町議が再選を目指して頑張ります。「私も全力で頑張ります」と決意表明をしました。

今日はショックなことがありました。県議選挙で一緒に頑張った人が、突然亡くなりました。人の命はあっけないものだと思います。今度、お別れに行きます。本当にありがとうございました・・・と伝えに行きます。

今夜はここまでにします。おやすみなさい・・・。

我が家の庭に咲いたきれいな花・・・。

今夜は元気に１７人が集まった！

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今夜の金曜日行動には１７人が集まりました。昨日、戦争法案が閣議決定された後だけに、原発もいらん！戦争もいらん！の声を大きくあげました。いつものように徳島新報記者の花岡さんが、写真を撮ってくれましたので、そっくりそのままいただきます。フェイスブックからいただきます。ありがとうございます。

原発NO　子どもたちを守れ

四国電力までみんなで元気にデモ行進です。

古田みちよ前県議が訴えています。ニューヨークに行ったときの話です。

上村恭子県議も駆けつけてくれました。

四国電力前では元気に声を出します。伊方原発は絶対に再稼動させないでください！

来週は１５０回目の節目の抗議行動です。たくさんの人で声を出したいと思います。みなさん、ぜひ１５０回の行動には顔を出してください。頑張りましょう

【花岡さんのフェイスブックより】

脱原発金曜行動１４９回目(^o^)
一週も休まずに続けて、ついに来週２２日は１５０回目です。みなさん大きな参加で成功させて下さい。
てなことで、１４９回目は１７人が参加。古田美知代前県議は、NPT再検討会議に県代表団として参加し、ネバダの核実験場を見学したことを報告、「実験場とされた原住民の方々は、『内部被曝が心配だ。核兵器や原発をなくして欲しいというのは、ヒロシマ、ナガサキ、フクシマの人々と同じだ』と語っていた。原発は止めよう」と訴えました。
上村恭子県議は「安倍政権は戦争法案を今日国会に提出した。原発は核兵器を作るために動かされてきた。戦争と原発はつながっている。戦争への道も原発もともにとめましょう」と呼びかけました。
パレードしていると、四国電力徳島支店のすぐ近くのお店のマスターが大きく手を振って応援してくれました。…
…さて、手塚さんのすてきな笑顔も撮れたので紹介っと。

今朝は徳島駅前で「戦争法案反対！」の抗議行動をしました。私もマイクで訴えました。

左から、古田さん、上村さん、私、山田さん。

今日の午前中は私の地元、上板町で柏木みちよさんと一緒に「戦争法案反対！」と訴えました。上板町では１８カ所でマイクを握りました。手を振って応援してくれる人もたくさんいました。ありがとうございます。頑張らないとね

マイクを握る、柏木みちよさん。上板町では町会議員選挙が９月にあります。柏木さんと一緒に頑張ります。

今夜はここまでにします。今朝は早かったので、早めに宿直室に入ります。おやすみなさい・・・。また明日。

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今日は忘れることができない日になりそうです。安倍自民党政権が公明党と一緒になって、とんでもないことをやろうとしています。

今日、安保法制関連法案の閣議決定がされました。首相官邸前では夜遅くまで抗議行動が行われました。私は明日の朝、徳島駅前で抗議行動、午前中は地元、上板町で「安倍政権の暴走は許さない！」と街頭から訴えます。

「アメリカと一緒に戦争する国には絶対になりません！」と安倍首相は言います。安倍さんという人は嘘つきです。今までの行動を見たらわかります。騙されたらあきません。

明日は１４９回目の徳島金曜日行動です。「原発も戦争も反対！」の声をしっかり出そうと思います。夕方６時に徳島駅前に集まってください。今夜はここまで。おやすみなさい・・・。

今夜は亡くなった俳優の米倉さんの言葉をかみしめながら・・・。

僕の弟の名前は、ヒロユキといいます。僕が小学校四年生のときに生まれました。そのころは小学校とはいわずに、国民学校といっていました。　僕の父は戦争に行っていました。太平洋戦争の真っ最中です。 　空襲といって、アメリカのＢ２９という飛行機が毎日のように日本に爆弾を落としに来ました。夜もおちおち寝ていられません。毎晩、防空壕という地下室の中で寝ました。　地下室といっても、自分たちが堀った穴ですから、小さな小さな部屋です。僕のうちでは、畳を上げて床の下に穴を掘りました。母と僕で掘ったのです。父は戦争に行って留守なので、家族は、僕と祖母と妹と弟の五人です。五人が座ったらそれでいっぱいの穴です。 　弟は生まれて間もないのですが、いつも泣かないで一人でおとなしく寝ていました。母は穴を掘りながら、ヒロユキがおとなしいから助かる、と言っていました。 　そのころは食べ物が十分になかったので、母は僕たちに食べさせて、自分はあまり食べませんでした。でも弟のヒロユキには、母のお乳が食べ物です。母は自分が食べないので、お乳が出なくなりました。ヒロユキは食べるものがありません。おもゆといっておかゆのもっと薄いのを食べさせたり、やぎのミルクを遠くまで買いに行って飲ませたりしました。 　でもときどき配給がありました。ミルクが一缶、それがヒロユキの大切な大切な食べ物でした、、、。　　みんなにはとうていわからないでしょうが、そのころ、甘い物はぜんぜんなかったのです。あめもチョコレートもアイスクリームも、お菓子はなんにもないころなのです。食いしん坊だった僕には、甘い甘い弟のミルクは、よだれが出るほど飲みたいものでした。 　母は、よく言いました。ミルクはヒロユキのご飯だから、ヒロユキはそれしか食べられないのだからと。 　でも、僕はかくれて、ヒロユキの大切なミルクを盗み飲みしてしまいました。それも、何回も、、、。 　僕にはそれがどんなに悪いことか、よくわかっていたのです。でも、僕は飲んでしまったのです。僕は弟がかわいくてかわいくてしかたがなかったのですが、、、、それなのに飲んでしまいました。 　あまり空襲がひどくなってきたので、母は疎開しようと言いだしました。それである日、祖母と四歳の妹に留守番を頼んで、母が弟をおんぶして僕と三人で、親戚のいる田舎へ出かけました。ところが、親戚の人は、はるばる出かけてきた母と弟と僕を見るなり、うちに食べ物はないと言いました。僕たちは食べ物をもらいに行ったのではなかったのです。引っ越しの相談に行ったのに。母はそれを聞くなり、僕に帰ろうと言って、くるりと後ろを向いて帰りました。 　そのときの顔を、僕は今でも忘れません。強い顔でした。でも悲しい悲しい顔でした。僕はあんなに美しい顔を見たことはありません。僕たち子供を必死で守ってくれる母の顔は、美しいです。僕はあのときのことを思うと、いつも胸がいっぱいになります。　母は行ったこともない山の中の親切な人に頼んで、やっと疎開先が決まりました。とりあえず必要な荷物だけを持って、引っ越しすることになりました。それでも荷物は馬車一台ありました。僕と母と祖母と妹、それに弟は、その馬車の荷物の上に座って、ゆらりゆらり揺られながら、朝、家を出て、南に向かって旅立ちました。福岡から南へ二十キロくらい行った、石釜と言う山あいの村です。 　馬車の上で昼のおむすびを食べ、昼すぎには、きれいな渓流に沿って山路へかかりました。美しい青空、桃の花が咲く山村、橋の上からはあゆの泳ぐのが見られます。生まれて初めて見る、それは桃源郷でした。 　これから始まるくるしい生活など、僕にはまだわからない年ごろでした。ですから、毎日あのあゆをとっておかずにすれば母が喜ぶだろうと思ったりして、これからの生活に胸をはずませました。 　僕たちがお世話になる農家は、すぐ裏の山が頭の上におおいかぶさるような山すそにありました。その農家の庭に面した六畳間の一部屋を借りました。家の前の渓流には飛び石が対岸に続き、大雨の日はわたれません。下流の橋をわたって学校に行きました。 　母は生まれて初めて田植えを手伝い、昼に出されるご飯を僕たちに残して、持って帰ってきました。　僕たち疎開者には配給もありませんので、母は自分の着物を持って行き、近所の農家の人たちにお願いして、米と交換してもらっていました。　疎開しても、ヒロユキのお乳には困りました。隣村にやぎを飼っている農家があると聞いては、母が着物をふろしきに包んで出かけました。　母の着物はなくなりました。 　ヒロユキをおんぶして、僕はよく川へ遊びに出かけました。僕は弟がほしかったので、よくかわいがりました。 　ヒロユキは病気になりました。僕たちの村から三里ぐらい離れた町の病院に入院しました。僕は学校から帰ると、毎日、まきと食べ物を祖母に用意してもらい、母と弟のいる病院に、バスに乗って出かけました。 　十日間ぐらい入院したでしょうか。　　ヒロユキは死にました。　暗い電気の下で、小さな小さな口に綿にふくませた水を飲ませた夜を、僕は忘れられません。泣きもせず、弟は静かに息をひきとりました。母と僕に見守られて、弟は死にました。病名はありません。栄養失調です、、、。 　死んだ弟を母がおんぶして、僕は片手にやかん、そして片手にヒロユキの身の回りのものを入れたちいさなふろしき包みを持って、家に帰りました。 　白い乾いた一本道を、三人で山の村に向かって歩き続けました。バスがありましたが、母は弟が死んでいるのでほかの人に遠慮したのでしょう、三里の道を歩きました。 　空は高く高く青く澄んでいました。ブウーン、ブウーンというＢ２９の独特のエンジンの音がして、青空にきらっきらっと機体が美しく輝いています。道にも畑にも、人影はありませんでした。歩いているのは三人だけです。 　母がときどきヒロユキの顔に飛んでくるはえを手ではらいながら、言いました。「ヒロユキは幸せだった。母と兄とお医者さん、看護婦さんにみとられて死んだのだから。空襲の爆撃で死ねば、みんなばらばらで死ぬから、もっとかわいそうだった。」 　家では祖母と妹が、泣いて待っていました。部屋を貸してくださっていた農家のおじいさんが、杉板を削って小さな小さな棺を作っていてくださいました。弟はその小さな小さな棺に、母と僕の手で寝かされました。小さな弟でしたが、棺が小さすぎて入りませんでした。　　母が、大きくなっていたんだね、とヒロユキのひざを曲げて棺に入れました。そのとき、母は初めて泣きました。　父は、戦争に行ってすぐ生まれたヒロユキの顔を、とうとう見ないままでした。 　弟が死んで九日後の八月六日に、ヒロシマに原子爆弾が落とされました。その三日後にナガサキに。　そして、六日たった一九四五年八月十五日に戦争は終わりました。　僕はひもじかったことと、弟の死は一生忘れません。 　 

みなさん、こんばんは！日本共産党の手塚弘司です。今こそ｢平和｣のことをしっかり話をしなければいけない時だと思います。自民党の安倍さんは怖い人だと思います。でも、支持率が５０％もあるのが不思議でしかたありません。戦争する国にしようとしているのに、何で支持をするのかがわかりません。私のまわりには｢安倍さん大好き！｣という人、いないんですけどね・・・。

選挙中、地域をずっと歩いて話をしてきました。共産党は嫌いだ・・・という人はかなりいました。けど、｢戦争だけは絶対にやめてほしい｣とみんな言っていました。私はみなさんの声をしっかり届けたいと思います。

戦争法案絶対反対！

今夜はまたまた宿直です。水曜日なので日曜版が届きました。みなさん、赤旗、日曜版をぜひ読んでください。赤旗を読まなければ、本当の今がわかりません。日曜版は１ヶ月８２３円です。

今、頑張らないと、いつ頑張るんや！

今夜はここまでにします。おやすみなさい・・・。また、明日

【おまけ】

自民党の中にも、まともな人がいる・・・。